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彼女は数百年も暗い地下室の中に閉じ込められていた。 普通の人間なら発狂してもおかしくないが、彼女は人間でもなかったし最初から狂っていた。 そもそも、閉じ込められていたが、出ようと思えばでれた。ただ、出ようと思うことすらなかったのだ。 彼女の名はフランドール・スカーレット。幼く可愛らしい少女の姿をした吸血鬼である。 「きゅっとしてドカーン」 笑いながら手をにぎる。 次の瞬間、フランドール……フランの呼び出したサーヴァントは木っ端微塵に砕け散った。 それが彼女の力、ありとあらゆるものを破壊する程度の能力である。 全ての物質には「目」という最も緊張している部分があり、そこを攻撃することで対象を破壊する事ができる。 しかし彼女は、その「目」を自分の手の中に移動させることができ、手を握り締めて「目」を壊せば無条件で対象を破壊できる。 無論、「目」は物質だけでなく人間にも妖怪にも存在する。……と、いう物騒なものだ。 「え?コレで終わり?つまんない」 屋敷の宝物庫で偶然見つけたゴフェルの木片でできた杖を掴みながら言った。 フランは見た目こそか弱い子供の姿ながらも、高い身体能力、魔力、特殊能力をもつサーヴァントクラスの存在。 この聖杯戦争でトップクラスの実力をもつになマスター候補なのだ。 召喚され実体化する隙にいきなり攻撃されれば、いくら歴戦のサーヴァントであろうとも反撃なく倒れるだろう。 マスター予選。 元から狂っていたせいなのか。そもそも、屋敷の外を出歩いた経験が殆どなかったせいかわからない。 目に映るものすべてに、如何しようもないほどの違和感を得てしまう。 「おかしいな~」と、しばらく考え込むと、30秒で本来の記憶を取り戻した。 聖杯戦争のルールにしたがって、サーヴァントが召喚の準備に取り掛かる。 方法は記憶が戻った時に、箱舟から頭にインストールされている。魔力量の大きいフランにはサーヴァントを呼び出すなど簡単なことであった。 さて、彼女は現れた人物を見て思う。 サーヴァントはこの聖杯戦争でのパートナーである。そして、歴史上の英雄。 自分が呼び出したんだもん。ものすごく強く壊れにくい存在のはずだ。そうに違いない。 (どれくらい壊れにくいんだろう、 きっと、英雄っていうくらいなんだから、すっごく、すっごく、壊れにくいんだよね) フランは目の前の人間が一体どれだけ壊れにくいか試してみることにした。 好奇心に負けた結果がこれである。 「ううっ、コレからどうすればいいんだろう」 フランは頭を抱えた。 サーヴァントと共に月の聖杯を手に入れる。でも、自分のサーヴァントはもう壊れて動かなくなってしまったのだ。 最初から『全てを破壊する程度の能力』を使うなんて、よくよく考えてみれば試し方を間違えていた。全然楽しくない方法だ。 なんという失敗を犯したの。いや、まだ予選なのよ。手は他にもあるわ。 新しくサーヴァントを手に入れる方法はあるかもしれない。 「大丈夫よ。きっと大丈夫」 フランは自分に言い聞かせるように口にした。 「ええ、大丈夫です。問題はありませんよ」 そして、返事が帰ってきた。 「なせばなる」 「そう、本人の気持ち。勝ち残れるかは本人の意思次第です。 最終的には意志の強さこそ、この情報世界で行われる聖杯戦争ではもっとも必要な要素と言えますね」 「ねーねー、私フランドールっていうの、一つ聞いてもいいかしら?」 「フランドールさん。よろしいですよ、お聞きしたいことがあるならいくらでも」 全身黒ずくめの衣装に身を包んだ長身の男。 先ほど木端微塵に砕け散ったはずの彼は、あくまでも平然とフランドールの質問に答えた。 「フランて呼んでいいから、あなたのお名前おしえてくれる?あと、何で壊れていないの」 「まずは名前から、私は赤屍蔵人ともうすものです。このたびはアサシンのサーヴァントとして呼び出されました。 最も暗殺者ではなく、医師や運び屋として働いていますが、ね」 フランに対して赤屍は帽子を脱いで頭を下げた。 「次に、なぜ、壊れていないか?と聞かれたなら、聖杯戦争はフランさんと相性のいいサーヴァントが呼び出される。 すなわち、この私みたいにフランさんがすぐ聖杯戦争に負けてしまわないサーヴァントが呼び出されるということです」 「本当にそうなの?禁忌「レーヴァテイン」、えい、や」 フランの炎をまとった杖が赤屍蔵人の胸に突き刺さった。 その杖はボキボキと鈍い音を立てながらアバラを砕き、肉を焼きながら心臓へと到達。そこで一旦、フランドールはグリグリとねじり込んだあと引き抜いた。 ぽっかりと穴のあいた胸元から大量の赤い血が吹き出したが、すぐに血は止まり傷はふさがっていく。 「すごいや、せんせー。本当に壊れないや」 フランドールは自分の攻撃を受け全く変わらずたたずむ赤屍に感心して言った。その顔は返り血まみれながらも微笑みが浮かんでいる。 赤屍は「少々、お待ちを」と、コートのポケットから取り出したハンカチでフランドールの顔の返り血を拭き取る。 「ところで、フランさん。先生というのは?」 「ん。だって、お医者さんなんでしょ。だったら、せんせーって呼ぶんだよね。お本で読んだよ。 でも、挿絵にかいてあったのは真っ白な服をきていたような?まあ、いいや」 「先生と言われてみれば先生ですね。 では、私からも伺いたいことがまだ2つほど」 血で汚れたハンカチをポケットの中にしまい込んだ。 「なんでもフランに聞いていいよ。せんせー」 フランは任せなさいと、胸を拳で軽く叩いた。 「では、フランさん。あなたがこの聖杯戦争を参加した目的とこれからの方針を」 「フランはいっぱい遊ぶために参加しました。あと、方針~、方針って言われても、なんだろ?」 フランは首を傾げた。 この聖杯戦争という遊びのルールは頭の中に入っている。ルーラーというサーヴァントには逆らうな、NPCという人の姿をしたものは壊しすぎるな、そして、生き残った者が優勝して何でもかなえるという聖杯を手にする。 そういう遊びならとりあえず、全部壊すのではいけないのだろうか。他にも別の遊び方が有るのだろうか? 「記録では聖杯の破壊。聖杯の奪取など、管理者への反逆が行われたと言われます。 この戦いも過去の聖杯戦争をモデルに作られているとしたら」 「そういうことをやっても構わないってことだね」 「基本的にルールは守るべきものですが今回の聖杯戦争は奇妙な点が多い。そもそもルーラーという存在そのものが必要とすら思えません」 『ルーラー』などと言われるサーヴァントが本当に必要であるか、それが疑問である。 かつて、月で行われた聖杯戦争では『ルーラー』などという抑止力がなくとも争いが行われていた。 方舟と月の聖杯戦争が同質と仮定するなら、ルールに違反したマスターたちはプログラム消去を行えばいいのだから。 付け加えるなら、フランドール同様に、たまたま巻き込まれた人間。そのなかでも、殺し合いに乗りたくない人々は分かりやすい敵役である『ルーラー』を倒すために一致団結しないだろうか? まるで『ルーラー』は倒されるために存在しているように思えてしまう。 裏があるのは確実だろう。 「また、純粋に聖杯戦争のルール通り動くとしても、まずは情報収集に徹する。 強者限定で戦う、弱者を助けるために動く。無差別に襲う、同盟を組む、積極的に動かず籠城するなど方針は数多くあります」 「せんせー。質問。 たくさん方針あるけど、どれが一番面白い遊びなの」 フランドールが手を上げて赤屍へと疑問を問いかける。 同盟ってどんな感じなんだろう?管理者への反逆というのも琴線に触れた、胸が熱くなりそう。強者……、つまり楽しい相手と遊ぶんだよね、これも楽しみ。 無差別、……ただただ破壊し続けるっていうのもシンプルで悪くないなあ、他にも楽しそうなものはたくさんある。でも、どれが一番かは分からない。 「どれを楽しいと思うか、ですか。 それは人それぞれ違います。フランさんにあった方針はフランさんが見つけるしかありません」 自分で見つける。フランは赤屍のことばを頭の中で反芻する。 「ん~。そうだ、いいこと思いついちゃった。 一つずつ試していけばいいんだ」 【クラス】アサシン 【真名】赤屍蔵人@ゲットバッカーズ~奪還屋 【パラメーター】 筋力C 耐久D 敏捷A+ 魔力E 幸運D 宝具EX 【属性】 中立・悪 【クラススキル】 気配遮断:B サーヴァントとしての気配を絶つ。 完全に気配を絶てば発見することは非常に難しい。 【保有スキル】 血液操作 A+ 血や血と混ざり合った物体がメスや剣などになる能力。 創りだした武器はアサシンの意思で動かすことができる また、毒物などの状態異常を無効化する。 投擲(短刀):B 医療用メスを弾丸として放つ能力。 心眼(真):B 戦場にて培った洞察力。 対象の能力と状況を冷静に把握し、次の動きを予測する医師特有の経験則。 逆転の可能性が1%でもあるのなら、その作戦を実行に移せるチャンスを手繰り寄せられる。 外科手術:C 戦場で受けた傷に対して、応急処置を施すことが出来る。 本業ではないが、産婦人科や内科の技術も会得している。 【宝具】 『死の純度(量子力学不確定性原理」)』 ランク:EX 種別:対人宝具 レンジ:- 最大補足:1 万物は赤屍蔵人に認識されて初めて存在する。 赤屍は自身の死を想像できないために死ぬことはない、死は他人ごとである。 不死殺しや再生阻害に構わず肉体は再生するが、一定ダメージで戦闘不能になる。 サーヴァントであるため魔力を消費しすぎると限界できない。 ただし、攻撃のランクに応じて再生スピードは上昇、再生のために必要な魔力は減少する。 EXクラスの攻撃ならば、宇宙が消滅しても魔力の消費なく一瞬で復活するだろう。 【weapon】 『メス』 磁石につかないチタン合金製や電気を通さないセラミック製のメス。 アサシンはそのメスを体内に隠し持っている。 『ブラッディソード』 血液で創りだした西洋風の剣。 敵が一定以上の実力を持っている時に好んで使用する。 【人物背景】 通称「Dr.ジャッカル。殺人が趣味という史上最低・最悪の運び屋。 黒い帽子にラテックスの手袋、黒衣に身を包み、涼しげな風貌には常に微笑を浮かべる。 格下相手でも紙クズのように切り刻む冷酷さをみせ、人を殺すことを愉しむ殺人嗜好者として知られる。 基本的に一対一のシンプルな戦いを好んでいる。 また、結果より過程を好み、そのために「いつか背後から命を絶たれる」と友人から忠告を受けている。 実際に、攻撃を見守っていたら体中が穴だらけになったり、味方の美しい戦いに見惚れている間に刀で全身メッタ斬りにされた。 相手の実力を引き出すための舐めプもよくやっている。 戦闘狂で殺人狂ながらも戦う意志を持たない非戦闘員を殺すことはまずない。 病気になった主人公のお見舞いに果物持参で訪れ、 女子高生にメールアドレスを聞かれたら素直に教え ファミレスで破水していた妊婦を偶然見つけて赤ん坊取り上げたこともある。 また、「か弱い人間はこりごり」と漏らすが、女・子どもに甘いところもある。 元は戦場医で、とても大切に思っていた少年を救えず、戦場の忌まわしく悲しい現実を前にして、 神を呪い絶望に沈み殺戮に至る力を求め、意志の力を知り生死を越えた超越者となった。 実力は蟲偏くらいまでしか出せない。 不死殺し、ゼロ秒行動、時間無視、次元切断、次元移動、完全無限増殖、完全消滅攻撃などは魔力不足で使用不可。 【サーヴァントとしての願い】 無し、マスターの意思に従う。 【基本戦術、方針、運用法】 速さと不死性、毒物耐性、経験則による高い技量によって撃破が困難なサーヴァントといえるだろう。 中距離や近距離をまんべんなく戦え、医術など補助に適したスキルを持つため穴は極めて少ない。弱点といえるのは火力の少なさと常時発動するEX宝具による魔力消費だろうか。 ただし、一時的に戦闘不能にはできるため油断は禁物である。 宝具の性質上、チートクラスの強さや宝具を持つ相手には撃破できなくなる。チートキラー。 【マスター】フランドール・スカーレット@東方紅魔郷 【参加方法】紅魔館の宝物庫でゴフェルの杖を見つけた。 【マスターとしての願い】いっぱい遊ぶよー 【weapon】 ゴフェルの杖。魔術の補助程度にはなるだろう。 【能力・技能】 吸血鬼であり、眼にも止まらぬスピード、岩をも砕くパワー、強力な魔法力と言った高い身体能力を持ち、小手先のテクニックを無視する。 日光に弱くても、肉体も非常に頑丈に出来ており、高い再生能力を持つ。 また、ありとあらゆるものを破壊する程度の能力を保有している。 魔力で弾幕を放ったり、炎をまとった杖で攻撃などをする。 ひとえに燃費が最悪の赤屍を現界できるもの彼女の潜在能力会ってのこと。 ただし、引きこもりであったため、戦闘経験や駆け引きなどには期待できない。 日光への弱さゆえに昼間は太陽の隠れた場所でしか移動できない。流水、煎った豆など弱点も豊富である。 【人物背景】 七色に光る特徴的な形状の翼を持つ吸血鬼。 本人曰く495年間一度も外に出ておらず、ずっと地下に居たという。少々気がふれていためあまり屋敷の外に出してもらえず、 また彼女自身も外に出る気がなかった。紅魔館を訪れた者がまれに見かける程度で、滅多に紅魔館から出て来ず、 幽閉、もしくは引き籠もりの噂があるとなっている。 【方針】無差別
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目次 【時事】ニュースネイキッド・アサシン RSSネイキッド・アサシン 口コミネイキッド・アサシン 【参考】ブックマーク 関連項目 タグ 最終更新日時 【時事】 ニュース ネイキッド・アサシン gnewプラグインエラー「ネイキッド・アサシン」は見つからないか、接続エラーです。 RSS ネイキッド・アサシン gnewプラグインエラー「ネイキッド・アサシン」は見つからないか、接続エラーです。 口コミ ネイキッド・アサシン #bf 【参考】 ブックマーク サイト名 関連度 備考 allcinema ★★ 関連項目 項目名 関連度 備考 参考/ニコニコ動画 ★★ ジャッキー・コーガン公開記念配信 タグ 作品 最終更新日時 2013-05-26 冒頭へ
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ステータス Lv 攻撃力 防御力 コスト 属性 Lv.1 数字を入れる 数字を入れる 数字を入れる ソード MAX 数字を入れる 数字を入れる スキル スキル名を書く 効果 効果を書く 名前の読み 読みを書く
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No 名前 ★ コスト 属性 タイプ 限界突破 HP アタック ガード 0046 フレイムアサシン ★☆☆☆☆ 4 火 アサシン - 75 11 5 スキル Lv:-- 火の力★1 火属性メンバーの攻撃力+20% Lv:10 火の力★2 火属性メンバーの攻撃力+25% 暗殺者の一族。体からあふれ出る炎が隠密行動しづらくしている。
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更新履歴 @wikiのwikiモードでは #recent(数字) と入力することで、wikiのページ更新履歴を表示することができます。 詳しくはこちらをご覧ください。 =>http //atwiki.jp/guide/17_117_ja.html たとえば、#recent(20)と入力すると以下のように表示されます。 取得中です。
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馬小屋 馬小屋を再建すると、ローマ市民がそこで馬を飼い始める為いつでも馬に乗れるようになります また、馬小屋をすべて再建すると、ボルジア兵がたまに乗っている鎧を着込んだ軍馬が馬小屋に常駐するようになります LV 価格 収入 値引率 備考 00 - 0 f 0 % 初期状態 01 700 f 10 f 0 % Sequence 2 Memory-4 悪銭身につかず - 0 f 02 700 f 160 f 0 % - 03 780 f 310 f 0 % - 04 880 f 460 f 0 % - 05 990 f 610 f 0 % - 06 1100 f 760 f 0 % - 07 927 f 910 f 0 % - 08 1035 f 1060 f 0 % - 09 1163 f 1210 f 0 % 厩舎に軍馬が配備 Sequence 2 Memory-4「悪銭身につかず」で馬小屋をLV00からLV01へアップグレードする際は0 fで可能。既にLV01以上の場合は0 fにならない。
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トンネル入口 トンネル入口を再建しますか?トンネルはローマ市内を素早く移動するのに便利です トンネルには再建した入口からしか出入りできません トンネル入口の位置 名称 価格 収入 備考 テベル島の隠れ家 0 f 0 f Sequence 2 Memory-8 ローマの地下(数に含まず?) ポポロ広場 350 f 120 f - アウグストゥス霊廟 350 f 120 f - パンテオン 350f 120 f - カンピドリオ 350 f 120 f - 娼館 0 f 4 f Sequence 3 Memory-3 いちかばちかの交渉 テベルの港 1070 f 120 f - 兵舎 0 f 1 f Sequence 3 Memory-2 岩と窮地のはざまで 北部田園地域 705 f 120 f - 南部田園地域 923 f 120 f - カストラ・プラエトリア 923 f 120 f - ディオクレティアヌス浴場 923 f 120 f - ヴィミナーレの丘 615 f 120 f - コロッセオ 810 f 120 f - ノメンターナ門 0 f 4 f Sequence 2 Memory-8 ローマの地下 ラテラノ宮殿 923 f 120 f - カラカラ浴場 923 f 120 f - 盗賊ギルド 0 f 1 f Sequence 3 Memory-1 ダブルエージェント ローマ広場 930 f 120 f - LV 価格 収入 01 0 f 4 f 02 350 f 124 f 03 350 f 244 f 04 350 f 364 f 05 350 f 484 f 06 0 f 488 f 07 0 f 489 f 08 0 f 490 f 09 615 f 610 f 10 705 f 730 f 11 810 f 850 f 12 930 f 970 f 13 1070 f 1090 f 14 923 f 1210 f 15 923 f 1330 f 16 923 f 1450 f 17 923 f 1570 f 18 923 f 1690 f
https://w.atwiki.jp/acbh/pages/24.html
デザインの変更要望や勝手な削除による規制願いなど。 過去ログ 名前 ↓スペースの表示のせいで見づらくなってしまった、ごめんなさい - 名無しさん 2014-08-21 15 54 03 売却額最高値を店ごとにまとめました。 うまく表に出来る方いたらお願いします。 【鍛冶屋】 コーヒー豆 143 銅鉱石 169 金の延べ棒 715 ナツメグ 163 コショウ 1092 トマト 150 サフラン 702 銀鉱石 624 【仕立て屋】 竜涎香 696 緋色の染料 689 クラダリング 176 宝石をちりばめた頭飾り 611 におい玉 150 絹 624 ベルベット 1079 ウール 585 【美術商】 象牙 715 インド産ダイヤモンド 1170 碧玉 605 赤碧玉 598 ウサギの足 20 サファイア 715 テラコッタのつぼ 156 ヴラド串刺し公のコイン 689 【医者】 ミョウバン 1131 数珠 579 香料 26 ヒル入りの瓶 13 水銀 683 ケシ 637 吐酒石 592 トーテム 137 - 名無しさん 2014-08-21 15 51 43 吟遊詩人cの台詞の編集をお願いします。 - 吟遊詩人 2014-07-22 18 35 00 メニューがえらいことになってます - 名無しさん 2012-08-30 01 03 58 トップページに、IIIのwiki(www33.atwiki.jp/aciii)を追加してください。よろしくお願いします。 - 名無しさん 2012-04-18 23 14 33 リンク追加致しました。 - 管理人 2012-04-23 00 11 05 トップページ、「リベレーションズ」でなくて「リベレーション」ですよ - 名無しさん 2011-12-07 20 37 26 ご協力有難うございます。荒らし規制しました。 - 管理人 2011-10-14 02 04 19 また荒らしだ。規制するかなにか対策おねがいします。 - 名無しさん 2011-10-12 23 40 23 荒らし - 名無しさん 2011-10-12 03 53 17 左右メニューが消えていたので復元しましたが、それとは別の新規に作られたページ(?)の削除方法が分からないのでお願いします...すいません - 名無しさん 2011-10-11 23 39 47
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アサシンの誇り ◆YsjGn8smIk 気が付くとラドック=ランザードは木々の中にいた。 急激な視界の変化に僅かに目を細めながら、辺りを見回すと そこは木々が連なり、その枝葉が空を覆い隠している森の中だった。 薄紅色の花びらが風に舞う中、周囲に人の気配が無い事を確認すると ラドックは足元に落ちていたバッグをゆっくりと拾い上げ、近くの木の下へと身を潜めた。 「どういう事だ―――これは」 そんな呟きが思わず漏れる。 殺し合いをしてもらう。 ラドックにとって、あの男が言ったその言葉自体はどうでもよかった。 いまさら人を殺す事に躊躇いなど無い。 報酬さえ払っていれば無条件で殺し合いに乗ってもよかったぐらいだ。 問題はゲームマスターを名乗った二人組が、それを知っていたかどうかだ。 それ―――すなわちラドックが殺しを仕事にしている事を。 ラドック=ランザードは―――いやアサシン・ズーマは確かに殺しを仕事にしている。 しかしその秘密は知られるわけにはいかなかった。 知られた場合は誰であろうと、そう―――例え家族であろうとも始末しなければならない。 (問題は奴らがどちらの私を必要としたか、だ) 奴らは表の姿であるラドック=ランザードを生贄として攫ってきたのか、 それとも裏の姿であるアサシン・ズーマに生贄殺しをさせる為に攫ってきたのか。 生贄として攫われてきたのならまだいい。 だが仮に、ズーマであると知られていた場合は――― いらいらとかぶりを振り、ラドックはとにかくバッグを開いてみる。 情報が少ない現状でこれ以上考えても仕方がないと判断したからだ。 バッグの中には水や食料などの必須品から地図などの細々したものがぎっしりと詰まっていた。 その中で彼の目を引いたのは参加者名簿だった。 ゲームの参加者が書かれていたそれを見て、ラドックは静かに安堵の息を吐く。 そこに書かれていたのが彼の秘すべき名である暗殺者ズーマではなく、ラドック=ランザードの方だったからだ。 (奴らはわたしをズーマだとは知らずに攫ってきたのか) そう納得しかけたが次の瞬間にはそれも吹き飛ぶ。 『リナ=インバース』 知った名だった。それは彼のズーマとしての知り合い。 殺しを請け負ったターゲットの名前だった。 愕然とする。 偶然というには余りに出来すぎていた。 改めて名簿を見直すとそこにはズーマとしての関係者を見つけることは出来ても、 ラドックとしての関係者を一人として見つけることは出来ない。 (確証はない―――とはいえ、これは) 疑惑を深めながらも彼はバッグを漁り続ける。 出てくるのは紙、筆記用具、そして爪が付いた手甲が一つ。 思考に没頭しながらも自然と手は動きベアークローと書かれたそれをしっかりと右腕に嵌め、大木に向かって軽く突く。 ―――ざっ 本当にあっさりと、ベアークローは大木を貫いた。 (なっ―――?) その威力に思わず目を見張る。予想をはるかに超える貫通力だった。 それは鋭さといい腕の動きを邪魔しない作りといい、格闘と魔法を得意とする彼にうってつけの武器だった。 だが――― (あまりにわたしに都合が良すぎる) 武器といってまず思い浮かぶのは剣や槍。 剣士や傭兵ではこのベアークローのような特殊な武器は使いこなせないだろう。 何より重要なのは、剣士にも魔道士にも扱えない特殊な武器が今、この自分に支給された。 ラドックにはそれが偶然とは思えなかった。 (確証ではないが―――疑いを持つには十分すぎる) 自らを束縛する忌々しい首輪を撫でながら思考を加速する。 (そもそも奴らはこのわたしをこうもあっさり攫う事が出来た相手――― 人を溶かす首輪型魔法道具といい、わたしがズーマであるという事を知られていてもおかしくは無い) 疑惑はほぼ確信へと変わったがラドックは残りの支給品を確認する事にした。 想像が正しければ次に出てくるのは――― 「やはり―――」 出てきたのは箱。 明らかにバッグに収まる大きさではなかったが彼はそれを気にもしなかった。 何故ならその箱の中には予想通りの物が―――大量の金貨が詰まっていたからだ。 軽く見ただけでも平均的な家族4人が一生楽に遊んで暮らせるほどの金額。 そしてその箱には「依頼料」とだけ書かれていた。 (―――『依頼』、か) その時、彼の顔に浮かんだのは歪んだ―――笑いだった。 これが何の依頼料か、依頼内容が何なのかは明白。 この会場内の全ての人間を殺しつくせ。 奴らはそう言っているのだろう。 そしてこれはラドック=ランザードがアサシン・ズーマであると知られた決定的な証拠。 もはや疑う余地もなかった。 (―――殺さねばなるまい) 彼は誓う。 (―――正体を知るものを) その全てを。 (―――知る可能性があるものを) その悉くを。 (一人も残さず―――殺す) ラドックはばっと着ていた服に手をかけ、宣言する。 「いいだろう―――踊ってやろう」 バサッ……! 大きく服が翻り次の瞬間その場には黒装束を纏ったアサシン・ズーマがいた。 今この瞬間にアサシン・オブ・アサシンはゲームに乗った。 (―――今だけは、な) 正体を知ったものを生かして置く気はない。 例え依頼者であろうとも。 今だけは首輪を嵌められ飼われてやろう。だが、首輪から開放されたその時こそ――― 誓いを胸中に潜めアサシン・ズーマは夜の闇を駆け出した。 【D-06/森の中/一日目・未明】 【名前】 ラドック=ランザード(ズーマ) @スレイヤーズREVOLUTION 【持ち物】ベアークロー(右)@キン肉マンシリーズ、金貨1万枚@スレイヤーズREVOLUTION、デイパック(支給品一式) 【思考】 1、参加者を全て殺す 2、リナ=インバースを殺す 3、ゲームの関係者を全て殺す 注意:金貨1万枚は依頼料と箱に書かれていただけで、本当に主催者からズーマへの報酬かどうかは不明です。 時系列順で読む Back 怪奇! 格闘カエル男の恐怖 Next ○ッ○全開! ハートばっくばくだぜ~っ!! 投下順で読む Back 怪奇! 格闘カエル男の恐怖 Next ○ッ○全開! ハートばっくばくだぜ~っ!! GAME START ラドック=ランザード 闇の中の暗殺者